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東京科学大学が情報基盤への不正アクセスを公表 — 学生・教職員の氏名や住所、メールアドレスに漏えいの疑い

東京科学大学は2026年9月7日、同大の情報基盤が第三者による不正アクセスを受け、学生や教職員の氏名・住所・メールアドレスを含む個人情報が漏えいした疑いがあると発表した。同大は8月28日に「情報セキュリティインシデント対策本部」を設置し、影響範囲の調査を続けている。

要点

  • 東京科学大学(Science Tokyo)は2026年9月7日、同大の情報基盤が第三者による不正アクセスを受け、個人情報が漏えいした疑いがあることが判明したと発表した。公表文は「第一報」と位置づけられている。
  • 漏えいの疑いがあるのは、東京科学大学と、大学統合当時に在籍していた旧東京工業大学・旧東京医科歯科大学の学生・教職員など構成員に関する個人情報だ。氏名・住所・メールアドレスが含まれると同大は説明している。
  • 同大は被害拡大を防ぐ措置を講じるとともに、8月28日に「情報セキュリティインシデント対策本部」を設置し、全学体制で対応している。関係機関と協力して対応にあたり、影響の範囲や情報の詳細は調査中だ。

公表された経緯と対応

同大の発表によると、不正アクセスの判明後、被害の拡大を防ぐ措置を取ったうえで、8月28日に対策本部を立ち上げた。9月7日の第一報時点で、漏えいの有無も含めた影響範囲と情報の詳細は調査中であり、判明次第改めて知らせるとしている。

侵入の手口や攻撃者の特定など、技術的な詳細は第一報に記載されていない。現時点で分かっているのは、情報基盤への第三者による不正アクセスがあったことと、構成員の個人情報に漏えいの疑いがあることだ。

病院の患者情報は現時点で漏えいを確認せず

同大は、大学病院の患者に関する情報について、現時点で漏えいは確認されていないと明記した。医歯学系の患者情報を扱う大学だけに、患者情報の扱いは今後の続報でも注目点になる。

なりすましメールへの注意喚起

同大は、漏えいした情報が悪用され、大学組織などをかたって急な対応を求める不審なメールや連絡が届くおそれがあるとして、関係者に注意を呼びかけている。具体的には、心当たりのないメールのリンクを開かないこと、パスワードや認証コードを入力しないことを求めている。氏名など個人を特定した形で届くメールや詐欺と思われる連絡を受け取った場合、またはそうした連絡が急に増えた場合は、対策本部の問い合わせ窓口に連絡するよう案内している。

在学生・教職員には学内の連絡手段(Slack)でも通知しており、学内向けの案内も確認するよう求めている。

出典

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